カニの内子の美味しい食べ方
カニの内子(うちこ)とは、カニの体の中に抱えた未成熟の卵のことをいいます。甲羅の中にあるオレンジ色のかたまりが、内子ですね。
生では黒っぽい深紫色をしていますが、火を通すとオレンジ色になります。
内子のぷりぷりした食感と口に広がる独特の味わいは、好きな人にはたまらない逸品です。
内子は、もちろんそのまま食べてもいいですが、塩ゆでしたり、醤油や塩に漬けて塩辛風にして食べてもおいしいですよ。
内子の塩辛は加工品としても販売されていますが、とても高価な珍味です。
ここは一つ自分で作ってみましょう。
内子の塩辛の作り方
内子を取り出してサラシやガーゼなどで包み、その周りに塩を多めにふります。
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重しを乗せて、8時間ほどじっくり待ちましょう。
時間が短いと、塩分のしみこみが中途半端であまり美味しくなりません。
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内子がどろどろになったら完成です。
ご飯などの上に乗せて食べましょう。
とても美味しいですよ。
酒の肴としても絶品です。
内子の醤油漬
取り出した内子を真水で洗い、ペーパータオルをひいたザルに並べて、しっかりと水気をとります。
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フタ付の容器に内子を入れて、内子がひたるぐらい醤油をたっぷり入れます。
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時々かき混ぜながら冷蔵庫で1~2日置きます。
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ペーパータオルをひいたザルに並べて、しっかりと醤油切りしたらでき上がりです!
冷蔵で10日ぐらい、冷凍で3ヶ月ぐらいは充分日持ちします。ただし、水切り、醤油切りをいい加減にすると日持ちしませんのでご注意ください。